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日本とも関わりの深いペルーでの日々の生活や料理など

ペルー食に欠かすことのできない ❙ ジャイアントコーン

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 ペルー料理に欠かすことができない食材『ジャイアントコーン』は、スペイン語で『Choclo con queso=チョクロ・コン・ケソ』はトウモロコシとチーズとなります。

塩味が効いたアンデス『チーズ』と共に『聖なる谷』でしか栽培できないジャイアントコーンを使った一皿になります。

ペルー料理ではスープに入れたり、サラダやマリネ料理などに使われている『ジャイアントコーン』にはあまり甘みがなく、乾くと粉のような食感となります。
また、日本では主にフライにして『パリパリ、カリッ』とした食感に、塩や香辛料で調味されたものが多く、『おつまみ』や『お子様のおやつ』として食べられていることが多いです。

チョクロ・コン・ケソは小腹がすいたときにパパッと簡単に作れるアンデス地帯のシンプル料理となります。

 ジャイアントコーンとは?

ペルーの中南部『ウルバンバ』地方のクスコからウルバンバ村までの標高3500から2900mのごく限られた地域でしか生産することができないのが特徴と言われています。

天空の都市マチュピチュとクスコの中間にあり、歴史的に『聖なる谷』とも呼ばれ、
そこ地域から少しでも外れてしまうと粒が大きくならず、同じ品種を違う場所で育てても粒の小さいコーンになってしまうそうです。

特徴は、粒の色が白く一粒が大きく2cm程もあり、通常の黄色いトウモロコシと比べると粒の大きさは2~3倍にもなります。
大きいのは粒だけで房の大きさは通常のトウモロコシと変わりません。

ジャイアントコーンには普通のトウモロコシに比べ、約2倍ほどのビタミンEなどが含まれていると言われており、ビタミンEは抗酸化作用をもち、老化の防止や生活習慣病の予防に効果が期待できる栄養です。

また、マグネシウムやミネラルも豊富に含まれており、マグネシウムは歯や骨の形成に欠かせない栄養となります。
そして、腹持ちが非常に良く、食物繊維も多く含まれているので便秘解消にも良い効果があります。

 

【 材 料(一人分)】
  • ジャイアントコーン      1個
  • アニス           小さじ1
  • 砂糖            大さじ1
  • フレッシュチーズ       300g
  • 水              適量

※砂糖はお好みで追加してください。

 【付け合わせソース
  • 『Aji Huacatay=アヒ・ワカタイ』
  • 『Salsa Rocoto=サルサ・ロコト』
  • 『Aji de Anticucho=アヒ・デ ・アンティクーチョ』などが付け合わせソースとなります。

 作り方

  1. 鍋にジャイアントコーンがかぶるくらいの水を入れる。
  2. アニスろ砂糖を加えます。
  3. 水が沸騰したら、ジャイアントコーンを入れ10分程度茹でる。
  4. ジャイアントコーンを調理している間に、チーズを厚めにスライスします。
  5. お皿にジャイアントコーンとチーズを盛り付ければ完成です。