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日本とも関わりの深いペルーでの日々の生活や料理など

PCR検査 ❙ 鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液

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 新型コロナウイルスの感染者が増え続けている南米ペルー、明日は我が身と不安に思っている方も多いはずです。
今回は、ペルー日本人ポリクリニック『日本ペルー協会 (APJ) 』でPCR検査を受けました。 

ペルーでは、新型コロナウイルスのPCR検査は主に、鼻の奥に細い綿棒をいれて粘膜を擦る『鼻咽頭ぬぐい液』と、咽頭を拭って細胞を採取する『咽頭ぬぐい液』検査が用いられています。

 PCR検査とは?

 ポリメラーゼ『ポリメラーゼ・チェーン・リアクションPolymerase Chain Reaction』英語表記の頭文字を取ってPCR法の略称です。
感染症等の病原体を特定するための検査や、特定の遺伝子変異が見られる疾患の臨床診断などに使われています。

犯罪捜査の犯人の特定や親子関係の判定に使われているのもPCR検査です!
DNAサンプルの特定領域を数百万〜数十億倍に増幅させる反応または技術です。

 

【鼻腔拭い液の採取法】
  • 静かに垂直に挿入し、行き止まりの最奥部の数mm手前で止める。
  • 数秒間そのままの位置で手を離し、鼻汁を浸透させる。
  • その後、鼻粘膜壁を軽く擦り、スワブ(細い綿棒)を回転させながら、ゆっくり引き抜きます。
【咽頭拭い液の採取法】
  • 口を大きく開け、舌圧子で舌をおさえます。(日本だと患者さんに”アー”といわせますが、ペルーでは口を大きく開いてくださいと。)
  • 口蓋が広がった時に綿棒の先が口粘膜や舌に触れないように患部、扁桃腺をこする。

 

 まとめ

 完全防護服姿の女性医師が優しくほほ笑んで「リラックスして下さい。動かないでと」...。
その片手には細い棒状の物が握られ、それがゆっくりと私の鼻に入れられた。
異物が鼻の奥で反応が生じて、涙があふれ..."わさび"を食べたときのツーンとした感覚を数十倍にしたような衝撃が襲いました。

最近では、PCR検査を行う医療機関や民間PCR検査機関も増加しており、多くの人がPCR検査を受けられるようになってきています。