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日本とも関わりの深いペルーでの日々の生活や料理など

ジャガイモとカニ料理 ❙ カウサ・レジェーナ・ デ・カングレッホ

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 ペルーのジャガイモは、全体の約8割がシエラ地帯と呼ばれる山間地域で生産されており、じゃがいもを使った料理が沢山あります。

また、世界中で日常に食べられている主な作物の原産地でもあります。

16世紀以降『征服者』となったスペイン人がこれらの作物をヨーロッパに持ち帰らなかったら、トマトのないのイタリア料理、とうがらしのないインド料理といった具合に、世界の食文化は今とはずいぶん違ったものになっていたかもしれません。

今回は『Causa rellena de cangrejo=カウサ・レジェーナ・ デ・カングレッホ 』をご紹介いたします。

 カウサ・レジェーナ・ デ・カングレッホ 

主に、『カウサ』はマッシュポテトと鶏肉や野菜を重ねたペルーの代表的な料理のひとつ。

ポテトには、黄色い唐辛子ソースが練りこんであり、マッシュポテトをミルフィーユのように層にして中に具を挟みこむペルー食です。

中の具は、鶏肉のささみやツナ、アボカドなどレストランによって異なりますが、リマのシーフードレストランでは、主に中の具にエビやタコなどが入っています。

 

 材 料(2人分)

  • じゃがいも                       2個 
  • アボカド                        1/2
  • カニ肉(カニ缶)          340g
  • パセリ             少々         
  • サラダ油           大さじ2
  • ライム汁(レモン)      大さじ4
  • アヒアマリーリョ(ペースト) 大さじ4
  • マヨネーズ          大さじ2
  • 塩                 適量

※中に挟むものは、エビやカニでもほぐした鶏ささみなど、何でもありです。

アヒアマリーリョ(黄色唐辛子ペースト)がない場合はマスタードで代用できます。

 

 作り方

  1. じゃがいもを皮をむき、茹で、熱いうちにマッシュポテトにします。
  2. 冷ましてから、マッシュポテトにレモン汁、アヒ・アマリーリョ、サラダ油、塩を加え、均一に混ぜます。
  3. カニ肉とマヨネーズを別のボウルで混ぜ、それにレモン汁と少しの塩を加えて調味します。
  4. マッシュポテトを型に敷き、その上に切ったアボカドを配置し、カニマヨネーズソースをかけます。
  5. 最後にアボカドなどで盛り付けを飾り、完成です。