アボガドのチキンサラダ詰め ❙ パルタ・レジェーナ・コン・ポジョ
この料理の名前はスペイン語で、「Palta」はアボカドを指し、「Rellena」は詰められたを意味し、「Pollo」は鶏肉を指します。
アボカドを中心としたペルーで提供される料理となり、パルタ・レジェーナ・コン・ポジョ(Palta Rellena con Pollo)は、口の中でマヨネーズとライム果実が爽やかな酸味を添え、風味を引き立てます。
これにより、アボカドのクリーム状の質感と鶏肉の風味が絶妙に組み合わさり、独特の味わいを生み出します。
バリエーションも豊かで通常前菜として提供され『かいわれ大根、オリーブの実、パセリ』などのトッピングが施され、見た目にも美しい一皿になります。
アボガド(ペルー産)の種類とは?
・パルタ・ハス「Palta Hass」
パルタ・ハスは世界中で最も一般的なアボカド品種であり、ペルーでも広く栽培されています。
この品種は粗い皮を持ち、緑色から紫色や黒色に変化する特徴があり、クリーミーな風味があります。
パルタ・ハスは長期保存に適しており、世界中の食材として広く使用されています。
・パルタ・ナバル(ナバ)「Palta nabal(nava)」
通常のアボカドよりも黄色い斑点の入った厚い粗い緑色の皮を持っています。
通常のアボカドに比べて滑らかで濃厚な味わいがあります。
控えめな風味と滑らかな食感のため、サラダに使われています。
・パルタ・フエルテ「Palta fuerte」
通常のアボカドと似た卵形の形状をしており、皮は比較的滑らかで濃い緑色をしています。
通常のアボカドの粗い質感はありません。
非常に滑らかでみずみずしいクリーミーな食感があり、リマが主要な生産地となり、旬は5月から8月です。
カウサや日系料理のロール寿司によく使われています。
・パルタ・デド「Palta dedo」
他の一般的なアボカド品種と比べて特有の形状を持っています。
小型で細長い形状をしており、そのため「パルタ・デド」という名前(指のようなアボカド)が付けられています。
緑色の皮を持ち、甘みのある風味があります。
アボガドについて
アボカドは栄養価が非常に高く、主な栄養素には『健康な脂質、飽和脂肪酸の少ない炭水化物、食物繊維』
そして、ビタミン(特にビタミンK、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB6)、カリウム、葉酸、鉄、マグネシウムなどが含まれています。
滑らかでクリーミーな食感を持ち、そのため "バターアボカド" とも呼ばれることがあります。
【 材 料(二人分)】
- アボカド 2個
- ゆでた鶏ささ身 1カップ
- セロリ(みじん切り) 大さじ2
- 玉ねぎ(みじん切り) 大さじ2
- ライム 1/2個
- マヨネーズ 大さじ2~3
- 塩とコショウの味 お好みで
※ ゆでた鶏ささ身は、身をほぐした物を使ってください。
作り方
- 冷めた鶏肉を細かくほぐし、ボウルに入れます。
- 鶏肉、玉ねぎ、セロリ、ライム汁、マヨネーズをボウルに加え、よく混ぜます。
(必要に応じて塩とコショウで味を調えてください) - アボカドを半分に切り、種を取り出します。
- アボカドの中身にライム汁をかけてチキンサラダを詰めます。
- 半分に切ったアボガドをのせ、上にオリーブ実やゆで卵を盛り付ければ完成です。
お好みでパセリやかいわれ大根などので飾っても良いです。