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日本とも関わりの深いペルーでの日々の生活や料理など

じゃがいもの種類が豊 ❙ ペルー高山地帯で栽培

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 ルーのじゃがいもは『Papa=パパ』と呼ばれ、主に山岳地帯で栽培されています。

ペルーには、約3,000種類以上のじゃがいもがあると言われており、その多様性は非常に豊かです。

多くのレシピで使われる、じゃがいもは料理に欠かせない食材の一つとなり、ポテトサラダやフライドポテトなどの定番料理から、スープやカレーなど幅広い料理に使用されます。

また、じゃがいもにはビタミンCやカリウム、食物繊維などが含まれており、栄養価も高く、身体にも良い影響を与えます。
調理方法によって味や食感も変化するので、いろいろな料理に取り入れて楽しむことができます。

 

 

 主に使われるじゃがいもの種類

ペルーのジャガイモは、高山地帯の肥沃な土壌と日中の温度差が大きい気候条件が栽培に適しており、美味しく栄養価が高いとされています。

また、伝統的な料理などの主要な材料でもあり、種類が豊富で『味、形、色』が異なり、世界的に重要なじゃがいもの生産国でもあります。

 

  Papa Amarilla(パパ・アマリージャ)

ペルーの伝統的なジャガイモの品種で濃い黄色の皮と、濃い黄色の果肉が特徴的です。
滑らかな食感とクリーミーな味わいが特徴的で、チーズ、ニンニク、コリアンダー、クミン、オリーブオイルなどと相性が良いと言われています。

また、有名なペルー料理である『Ají de gallina=アヒ・デ・ガジーナ』などにも使われています。

 

  Papa Blanca(パパ・ブランカ)

ペルーで広く栽培されているジャガイモの品種とも言われ、比較的小さなサイズで白い皮と白い果肉が特徴です。
滑らかな食感と中程度のでんぷん質が特徴で、多くの料理に使われているジャガイモでもありす。

フライドポテトとして多く使われ、スペイン語で『Papa a la Francesa=パパ・アラ・フランセーサ』はフライドポテトとなり世界中で愛される食べ物です。

 

  Papa Negra(パパ・ネグラ)

スペイン語で『黒いジャガイモ』を意味し、このジャガイモは熟成させることで黒紫色に変色し、芋の甘みが増します。
ペルー料理においては『Criollo/a=クリオーリョ」と呼ばれる料理に使われます。

また、特有の風味を持ち、ペルー国内では、スナック菓子として売られていることもあります。

 

 Papa Huayro(パパ・ワイロ)

ペルーのアンデス山脈地域で栽培されているジャガイモの品種の1つです。
この品種は赤紫色をした皮と白い果肉を持ち、非常に硬い質感が特徴となります。

ペルー料理においては、主に揚げ物や『Pachamanca=パチャマンカ』という料理でも使われます。

 

 Papa Lisa(パパ・リサ)

スペイン語で『滑らかなジャガイモ』を意味し、この品種は白い果肉と平たい形状が特徴です。
ジャガイモの中でも特に繊細で、柔らかな食感があるジャガイモとなります。

また、『Aji de Papalisa=アヒ・パパ・リサ』と呼ばれる鶏肉の煮込み料理には茹でたパパ・リサが添えられます。

 

 とめ

ペルー原産のアンデス山脈地域で栽培されるジャガイモは日照不足や気温の低下にも強く、栄養価が高いと言われています。

そして、色が濃いほどポリフェノールやアントシアニンなどの抗酸化物質が多く含まれており、健康に良い影響があるとされています。

多くの国で輸入が行われており、日本の一部のスーパーで入手することができます。