ペルー料理 ❙ アンデス地帯のスープ
南米アンデス地帯の『ペルー、ボリビア、エクアドル、コロンビア、チリ』などので食べられているスープの一つです。
アンデス地方で栽培されている伝統的な食材、シャイアントコーンを使った料理でもあります。
スープの具には『ジャイアントコーン、タマネギ、コリアンダー』などの野菜と、そして牛肉や豚肉などの肉を煮込んで作られます。
さっぱりとした美味しいスープは、独特な風味とともに野菜とお肉のうまみがたっぷりと詰まった、アンデス地帯の寒い冬には体を温める栄養豊富な食べ物としても親しまれています。
ペルーでの発祥地は?
ソパ・デ・パタスカの発祥地は、ペルーの首都リマであるとされています。
リマは、スペイン植民地時代に設立された都市でもあり、多様な文化が混在する都市として知られています。
ソパ・デ・パタスカは、このような文化の混合がもたらしたペルー料理の一つであり、アンデス地方で親しまれている人気のあるスープです。
シャイアントコーン(Choclo)
南アメリカのアンデス地域が原産のトウモロコシの一種となります。
一般的なトウモロコシよりも粒が大きく、直径が2〜3cmにもなることがあります。
また、『粒が白く、歯ごたえ』があるシャイアントコーンを使った料理が多数あり、焼いてスナックとして食べたり、サラダのトッピングとして使われたり、シャイアントコーンはペルー料理に欠かせない食材の一つでもあります。
【 材 料(4人分)】
- 乾燥ジャイアントコーン 500g
- 牛ハチノス 250g
- 羊肉(ロース肉) 250g
- 豚肉(ロース肉) 250g
- 牛足 250g
- タマネギ(角切り) 1個
- ジャガイモ(角切り) 2個
- ニンニク(みじん切り) 4かけ
- 緑唐辛子(ペースト) 大さじ2
乾燥オレガノ 適量 - スペアミント 3束
- エバミルク 1カップ
- 塩 適量
- サラダ油 大さじ2
【トッピング】
- 万能ねぎ (みじん切り)
- スペアミント(みじん切り)
- コリアンダー(みじん切り)
- ライム
作り方
- 一晩、乾燥ジャイアントコーンを水に漬けときます。
- 大きめの鍋にジャイアントコーンを入れ、たっぷりの水を加えて煮込みます。
- 別の鍋に『牛ハチノス、スペアミント』を入れ、水とエバミルクを加え2時間煮込み、牛ハチノスを取り出す。
- (2)火を中火にして『羊肉、豚肉、牛ハチノス、牛足』が柔らかくなるまで約2時間煮込みます。
- 『豚肉、牛ハチノス、牛足』を取り出し、骨を外し食べやすい大きさに切っておく。
- 塩で味を調え、器に盛り、お好みで万能ねぎとコリアンダーを加えれば完成です。