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日本とも関わりの深いペルーでの日々の生活や料理など

ペルー料理 ❙ スパイス風味豊かな料理

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 ペルー料理は、その多様性と独自性で知られる国でもあり、ペルーのバーベキュー料理のひとつで『Rachi=ラチ』と呼ばれます。

牛の第三胃部分(センマイ)を数時間煮込み、その後スパイスと共に鉄板やフライパンでソテーします。

通常『アンティクーチョと共に添えられ、ジャガイモ、唐辛子ソース』が添えられます。

そして、様々な説の中、アンデス山脈地域の農村部で生まれた料理とも言われており、寒冷な気候や高い標高が農作物の栽培に影響を与えたため、食材を活用した独自の料理文化が発展したと言われています。

この厳しい環境下で暖かさと栄養を補給するために生み出されたと考えられています。

 味わいと食感

Rachiの特徴的な味わいは、シンプルでありながらアンデス地域の風味を豊かに表現しています。

そして、独特の風味を持つアンデス地域のハーブやスパイスを加えられています。

これにより、Rachiはスパイスが効いた味わいを持ち、ほどよい歯ごたえがあり、コリコリとした食感が魅力です。

口の中での食感の変化が楽しめる一品となります。

 

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【 材 料(2人分)】
  • 牛の第三胃部分(センマイ)   500g
  • スペアミント        3枝
  • アヒ・パンカ(ペースト)  50g
  • ニンニク(おろし)    大さじ1
  • 赤ワインビネガー(酢)  1/2カップ
  • 黒コショウ        小さじ1
  • 粉末アチョーテ      大さじ1/2
  • 粉末クミン        大さじ1/2
  • 乾燥オレガノ       大さじ1/2
  • 塩           お好み適量
  • サラダ油          大さじ4
  • 水             大さじ2

 

 【 付け合せ食材 】
  • ジャイアントコーン       2個
  • ジャガイモ           2個

 作り方

  1. 茹でて調理された牛の第三胃(センマイ)を約3㎝程度に切ります。
  2. 鍋に水(1リットル)、スペアミント、塩(大さじ1)を加えます。
    (沸騰したら牛の第三胃を加え、約10分間煮込みます)
  3. 火から下ろし、牛の第三胃をキッチンペーパーで水分を取り除いておきます。
  4. ボールに『黒コショウ、クミン、塩、ニンニク、乾燥オレガノ、アヒ・パンカ、サラダ油を入れ、よく混ぜ合わせます。
    (サラダ油を加えながら混ぜ合わす)
  5. ボールに(4)で作ったタレと少量の水を加え、その後、牛の第三胃を加えて味をつけます。
    フライパンを熱し、牛の第三胃を入れ。
  6. 刷毛などを使ってタレをつけながら、均等に味をなじませます。
  7. 茹でたジャイアントコーンとジャガイモ、調理した牛の第三胃を皿に盛り付けます。
  8. お好みで唐辛子ソースを添えれば、美味しい『Rachi=ラチ』の完成です。