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日本とも関わりの深いペルーでの日々の生活や料理など

クリーミーでスパイシー料理 ❙ アヒ・デ・ガジーナ

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 ルー料理の中でも、子供から大人までに愛される一品として、クリーミーでスパイシーな『Aji de gallina=アヒ・デ・ガジーナ』があります。
この料理の名前は「七面鳥の唐辛子」を意味し、辛味を持った黄色いアヒ・アマリージョ唐辛子が特徴です。

主に海岸地域の代表的な料理として始まり、ペルーの家庭料理から次第にレストランでも提供されるようになりました。
今では国内外のレストランで幅広く楽しむことができ、観光客にも人気のある一品となっています。

 この料理の味と特徴は?

クリーミーなソースと細かく裂かれた鶏肉の食感にあります。
ソースは黄色い唐辛子、クルミ、チーズ、食パン、乳製品などが絶妙に組み合わされており、深みのある風味とコク、そして滑らかな味わいをもたらします。

これらの素材の独特な組み合わせによって、アヒ・デ・ガジーナはスパイシーさとクリーミーさの絶妙なバランスを実現しています。
唐辛子を使用しているにも関わらず、それほど辛く感じられません。

 

【 材 料(4人分)】
  • 鶏肉(胸肉)                       300g
  • セロリ                             1本
  • ニンジン            1個
  • タマネギ            2個
  • アヒ・アマリージョ(ペースト) 大さじ3
  • ニンニク                               2片
  • ニンニク(ペースト)              大さじ1
  • 食パン(耳なし)                    3枚
  • 牛乳(エバーミルク)                    1カップ
  • 植物油                  大さじ3
  • 塩                               ひとつまみ
  • 黒こしょう                              少々
  • クミン                            小さじ1
  • ターメリック          少々
  • ピーカンナッツ               50g
  • パルメザンチーズ           50g

※ ペルーではターメリックをパリージョ・アマリジート・シバリータを使います。

付け合わせ食材

※ ゆで卵・オリーブ実・サニーレタス・みじん切りパセリなど

 り方

  1. 鍋に水を入れ『鶏肉、ニンニク、セロリ、にんじん、タマネギ、ひとつまみの塩』を加えて、約30分間煮ます。
    (鶏肉が煮えたら取り出し身をほぐし、煮汁を残しておきます)

  2. フライパンに油を加え『タマネギ、ニンニク、塩、黒コショウ、クミン、ターメリック』を入れ、タマネギが透明になるまで炒めます。

  3. 『牛乳、食パン、ピーカンナッツ、アヒ・アマリーヨ、煮汁(1)または鶏ガラスープ』をミキサーで混ぜ合わせる。

  4. 油と調味料がよくなじんだら、鍋に『ソース(3)と身をほぐした鶏肉』を加えて数分間調理します。
    (トロリとするまでよく絡ませたら、パルメザンチーズ、塩で味を調整します)

  5. 鍋に『茹で汁(1)または鶏ガラスープ』とほぐした鶏肉を加えて混ぜます。

  6. ご飯と輪切りにしたジャガイモを横に並べ、その上に『ルー、オリーブ実、ゆで卵』を飾れば完成です。 

     

※ お好みでパルメザンチーズを振りかけると、さらに美味しさが引き立ちます。