ペルー海岸地帯の代表的な煮込みご飯 ❙ アロス・コン・マリスコス
スペイン発祥のパエリアをペルー風にアレンジした、クリーミーな煮込みご飯料理のひとつです。
ペルーの海岸沿いの地域で特に人気があり『魚介エキスのだし汁と生クリーム、パルメザンチーズ』の旨味を凝縮したお米は、柔らかく噛むと豊かな味わいが口いっぱいに広がります。
この料理は新鮮な魚介類と米を組み合わせ、豊かな風味と美味しさが特徴です。
アロス・コン・マリスコスとは?
Arroz con Mariscos=アロス・コン・マリスコスは、スペイン語で「海鮮とご飯」という意味です。
新鮮な魚介類が豊富に使われ、一般的な材料には、エビ、イカ、貝類などが含まれます。
調理の際には、特別なスパイスと調味料を使い、風味を引き立てます。
スパイスには『アヒ・アマリージョ(黄色い辛味ペースト)』が含まれ、ご飯は、魚介類と調味料と一緒に煮込まれて作ります。
新鮮な魚介類と独自の調味料が絶妙に組み合わさり、美味しさと食欲をそそります。
【 材 料(4人分)】
- タイ米 2カップ
- 紫タマネギ 1個
- にんにく 大さじ1
- トマト 2個
- 赤ピーマン 1/2個
- グリーンピース 1/4カップ
- アヒ・パンカ 大さじ3
- アヒ・アマリージョ 大さじ7杯
- パプリカパウダー 小さじ1
- コリアンダー 適量
- 魚のだし汁 1/2カップ
- 生クリーム 大さじ2
- ピスコ 大さじ1
- 白ワイン 30ml
- バター 小さじ1
- バター 大さじ3
- 調味油 大さじ4
- 塩 適量
- パルメザンチーズ 適量
※ みじん切り『コリアンダー、にんにく』
※さいの目切り『紫タマネギ、トマト、赤ピーマン』
【 具 材 】
- ホタテ貝 4個
- エビ 200g
- イカ(リングに切った物) 100g
- タコ(薄切り) 100g
- つぶ貝 100g
【ペルーでの白米の炊き方】
※ 炊飯器に洗ったお米(タイ米)と水を入れ、『油、にんにく、塩』を加えて炊き上げています。
作り方
【 具 材 】
- 熱したフライパンに調味油を注ぎ『バター(小さじ1)、下処理したホタテ貝』を加え1分程度炒めたらピスコを加え炒める。
- フライパンに大さじ2杯の調味油とバター(大さじ3)を入れる。
- バターが溶けだしたら『エビ、イカ、タコ、つぶ貝』を加え、具に火が通ったら白ワインを加え炒める。
(炒めたら具はボールなどに入れて置く)
【 炊き込みご飯 】
- 熱したフライパンに『調味油』と『紫タマネギ』を入れ、紫タマネギが透明になるまで炒めます。その後、『ニンニク』を加えます。
- 『トマト』、『パプリカパウダー』、『アヒ・パンカ』、『アヒ・アマリージョ』、『だし汁』、『塩』を加え、5分ほど炒めます。
- フライパンに『タイ米(炊いたお米)、具材』を加え、混ぜながらご飯に味がなじむまで炒めます。
- ご飯に味がなじんだら、『赤ピーマン』、『グリーンピース』、『生クリーム』を加えてよく混ぜます。
- 最後に『コリアンダー』と『パルメザンチーズ』を加え、よく混ぜ合わせます。
- お皿に炒めたご飯とホタテ貝を盛り付け、上にパルメザンチーズを振りかけて完成です。