リマのクリスマス時期 ❙ 日本とは違う祝い方
住宅街や公園にもイルミネーションが輝きだし
クリスマスシーズンは街を歩いているだけでもテンションが上がりますよね。
日本のクリスマスと言えば、12月に入ると一気に街はクリスマスムード。
24日のイブの日には恋人や家族と過ごし、クリスマスケーキを食べたりケンタッキーフライドチキンを食べたりしますよね。
そして、恋人たちはクリスマスプレゼントを交換し、愛を育みます。
私もそうですが、恋人がいない人にとっては本当に迷惑な話ですよね?
また、家庭持ちのは子供が寝静まった後にクリスマスプレゼントを置き、25日の朝に"サンタさんが来た"!と言い子供がプレゼントを見て大喜びしますよね。
今回、クリスマス雰囲気や過ごし方をご紹介したいと思います。
ペルーの過ごし方
ペルーはローマ・カトリックが80%もいるカトリックの国でもあり、クリスマスは、1年で最も重要な祝祭の時期になります。
12月に入るとクリスマスの準備が本格的に始まり街のあちこちにイルミネーションが飾られ、各家庭ではクリスマスツリーにキリストの誕生の話に登場する人物の人形を飾り、クリスマスツリーの下には子供へのクリスマスプレゼントを置きます。
・ペルー恒例打ち上げ花火
25日0時を迎える前から、ペルー恒例のたくさんの花火がペルー中で上がり、
午前0時を迎えると、"Feliz Navidad"(フェリス・ナヴィダ)と挨拶をし日本人のお正月のように実家や親戚の家に集まり食事を楽しんで過ごしています。
また、お子様がいる家庭では日付が変わった25日に包装されたクリスマスプレゼントを開けて、クリスマスプレゼントを楽しみます。
主に、クリスマスでの食事は?
パボ・レジェーノ・アル・オルノ「Pavo relleno al horno」と呼ばれている七面鳥のローストターキー。
ローストポーク(子豚)「lechón al horno」に2種類のアップルとさつま芋「Puré de manzana・camote」のソース。
キャベツ・リンゴ・ニンジン・パイナップル・ブドウ・クルミ・アーモンドなどをマヨネーズであえた、エンサラダ・ナビデーニャ「Ensalada navideña」と言うサラダを食べます。(私は0時まで待てないので8時ごろには食べたり、飲んだりしています)
日本のようにクリスマスケーキは食べられていません!?
ホットチョコレート(Chocolate caliente)クリスマスディナーのホットチョコレートは、スライスしたパネトンとホットチョコレートともに飲みます。
また、25日の朝食にぱネトンをトーストにし。バターを塗り。甘いホットチョコレートともに食べます。
ペルーのクリスマスに欠かせない発酵菓子パン
パネトンはパネトーネとも呼ばれ、保存期間が長いパンです。
また、ドライフルーツが入らないものはパンドーロと呼ばれています。
生地の中に、レーズン、プラム、 オレンジピールなど、その他のドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げた発酵菓子パンです。
ペルーではクリスマスシーズンに深く根付いた習慣であり
イタリア人によって持ち込まれ、パネトンはクリスマスだけでなく1年中消費されるほど人気があります。