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日本とも関わりの深いペルーでの日々の生活や料理など

ペルーの風味豊かな煮込み料理 ❙ カウカウ・デ・ポジョ

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 ペルーの風味豊かな料理の一つで、そのユニークな味わいはアフリカやヨーロッパの影響を受け、独自のペルー料理のエッセンスが融合された料理となります。
特にリマ周辺地域では親しまれ、その歴史は数世紀にわたりさかのぼります。
この料理は、異なる文化が交わり合った結果として生まれ、ペルーの豊かな食文化を象徴しています。

Cau Cau de Polloの特徴的な点は、その独特でスパイシーかつコクのある風味です。
これは、主な材料である鶏肉、じゃがいも、ターメリックなどが絶妙に組み合わさることによって生まれます。
特に、ターメリックが加えられることで料理は鮮やかな黄色に染まり、その見た目も食欲をそそります。

鶏肉はほどよい歯ごたえとジューシーさを持ち、じゃがいもは柔らかさとターメリックの香りによって引き立てられます。
この料理の起源には様々な伝承があり、異なる地域ごとに微妙なアレンジが加えられています。
しかし、どのバリエーションもペルーの多様性と豊かな歴史を反映しています。

 カウカウとは?

「Cau cau(カウ・カウ)」は、ペルー料理の一つであり、主にトリッパ(牛の胃袋)を使用した料理です。
この料理の名前の由来は、クスコ地方のケチュア語に起源があります。
言語的には、“acacau” という言葉が元となっていると考えられています。
ある説では、ケチュア語の「acacau(熱い)」から来ていると言われており、別の説では「can(細かい部分)」から来ているとされています。

ペルー料理では、トリッパ(牛の第二胃)が使用され、これが「Cau cau」の主要な材料の一つです。
一般的に、Cau cauはトリッパを細かく切り、香辛料や香味野菜とともに調理されます。
さまざまな地域や家庭でアレンジがあり、地域ごとに異なるバリエーションが存在します。

 

【材 料】
  • 鶏胸肉              300g
  • じゃがいも(さいの目切り)  3個
  • 紫玉ねぎ(みじん切り)      1個
  • ニンジン(さいの目切り)     1本
  • グリンピース         1/2カップ
  • 生アヒ・アマリージョ      適量
  • ニンニク(ペースト)    大さじ1
  • ターメリックパウダー    小さじ1
  • クミンパウダー        小さじ1/4
  • アヒ・アマリージョ     大さじ3
  • スペアミント                      お好み
  • 鶏がらスープ        2カップ
  • サラダ油          大さじ3
  • 塩とコショウ         お好み

 り方

  1. 鶏肉を食べやすい大きさに切ります。
  2. 大きめの鍋にサラダ油を熱し『ニンニク、紫タマネギ、塩、コショウ』を加え、タマネギが透明になるまで混ぜながら炒めます。
  3. 次に、『ターメリックパウダー、クミンパウダー、アヒ・アマリージョ(ペースト)』を加え、鶏肉とよく混ぜ合わせます。
  4. じゃがいも、スペアミント、鶏がらスープを加え、全体をよく混ぜ合わせます。
    (塩とこしょうで味を調整します)
  5. 最後に『ニンジンとグリンピース)を加え、約25分程度煮込んで完成です。