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日本とも関わりの深いペルーでの日々の生活や料理など

ペルー食において欠かせない揚げ物 ❙ チチャロン・デ・コスティーヤ

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 味しい豚の揚げ物として広く親しまれている「チチャロン・デ・コスティーヤ」は、ペルー料理の中で人気のある料理でもあります。
この料理は豚のリブを使用しており、「Chicharron」は揚げ物を指し、「de costilla」は豚リブロースを意味します。

豚のリブを丁寧に下ごしらえし、香辛料で味付けしてからパリっと揚げ、外はカリッとした食感で内部はジューシーな、ペルー食において欠かせない一品となっています。

 チチャロン・デ・コスティージャとは?

ペルーでは、6月の第3土曜日にペルーチチャロンデーが祝われます。
スペインの影響を受けたペルー料理の一環としてクレオーヤ料理であることを示しています。
豚肉のリブは、スペイン人がペルーにもたらした畜産の中で重要な部位であり、現地の食文化に取り入れられたとされています。

ペルーの「チチャロン」がいつ誕生したのかは正確には明らかではありませんが、歴史的にはスペイン人の豚肉好きのおかげで植民地時代に普及したのかもしれません。

揚げた豚リブロース肉と共に『ジャガイモ、サツマイモ、アンデスのトウモロコシ』が添えられ、タマネギとレモンでマリネしたソースで提供されます。
豚の脂身と皮は油で揚げられるため、豚肉から出る旨味や風味が閉じ込められ、チチャロンに深い味わいを与えます。

 

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【 材 料(2人分)】
  • 豚リブロース肉               500g
  • じゃがいも                  1個
  • 紫タマネギ                     1個
  • ニンニク                      1片
  • スペアミント            1本
  • アヒ・リモ(赤唐辛子)       1本
  • コリアンダー(みじん切り)  大さじ2
  • ライム            1個
  • 植物油            大さじ1
  • 塩                   大さじ2
  • コショウ                 お好み
  • 水                   適量
  • ラード油                適量  

ソースには、サルサ・クリオーヤとロコトソースなどが付け合わせソースが添えられます。

 

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 り方

  1. 豚リブロース肉を厚く長方形に切り分けます。
  2. 鍋に豚肉が浸るくらいの水を加え、沸騰したら『塩、ニンニク、豚リブ肉、スペアミント』を加えて30分ほど茹でます。
    (豚肉から出る灰汁を取り除きながら煮込んでください) 
  3. 豚肉が香りを帯びたら、鍋から取り出しクッキングペーパーで水気を切っておきます。
  4. フライパンに豚肉が半分浸るくらいのラードを加え、豚肉がカリッとするまで約10〜15分揚げます。
    (均等に揚がるように、必要に応じて数回裏返してください) 
  5. お皿には、サルサクリオーヤ、フライドポテト、アヒソース(唐辛子)などを添え、パリっと揚げた豚リブ肉を添えれば完成です。