赤く甘味のサラダ料理 ❙ エンサラダ・ルサ
クリスマス料理の一環として楽しまれる『Ensalada Rusa=エンサラダ・ルサ』は、ペルー風にアレンジした料理で、甘くて赤い野菜を使用した付け合わせです。
エンサラダ(Ensalada)はスペイン語で「サラダ」を意味し、ルサ(Rusa)は「ロシア」を指します。
この名前は、ロシアのシェフである『ルシアン・オリヴィエ』に由来すると言われ、エンサラダ・ルサは、パーティーやバーベキューなどの機会に人気があり、多くのラテンアメリカの家庭で愛されています。
ビーツを使ったサラダは、スーパーフードの一つとも言われ、ジャガイモやサヤインゲンなどの野菜をマヨネーズで調味したものです。
野菜ビーツ(ビート)について
ビーツはカブに似た形状を持ち、内部が赤い野菜です。
その原産地は地中海沿岸とされ、赤いビーツは16世紀頃にヨーロッパで栽培されたと言われています。
ビーツは「食べる輸血」とも称され、血液循環を改善する効果があるとされています。
さらに、ミネラルやビタミンなどの栄養素が豊富に含まれており、そのためにスーパーフードとして高く評価されています。
また、ビーツは食物繊維が豊富に含まれているため、摂取後に食べ物が胃や小腸を通り大腸に到達すると、その食物繊維は大腸内の腸内細菌の栄養源となります。
これにより、腸内の善玉菌が増加し、腸内環境が良好な状態を保つ効果が期待されます。
【 材 料(5人分)】
- ビーツ 2株
- じゃがいも 2個
- にんじん 2個
- サヤインゲン 120g
- グリーンピース 100g
- ジャイアントコーン 1本
- ライム 1個
- マヨネーズ 大さじ4
- オリーブ油 大さじ1
- 塩コショウ 適量
※ 鶏肉の「ささ身やゆで卵」などを加えてもおいしいです。
作り方
- 野菜をよく洗い『ビーツ、ニンジン、じゃがいも』の皮を剥き、それらを小さなサイコロ状に切ります。
(サヤインゲンはスジとヘタを取り、約1㎝程度の長さに切っておきます) - ジャイアントコーンは半分に切り、切り口を下にして、芯に沿って包丁を入れて実を削ぎ落とします。
- 鍋に『ニンジンとじゃがいも』を入れ、20~30分間煮ます。
(ビーツは別の鍋で煮込む) 別の鍋に『サヤインゲン、ジャイアントコーン、グリーンピース』を入れ、塩 加えて約8分間煮ます。を - ボウルに、煮た野菜を入れ、『マヨネーズ、ライム果実、オリーブ油、塩』を加えて味を調節し、調理した野菜を器に盛り付けて完成です。