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日本とも関わりの深いペルーでの日々の生活や料理など

ペルーの魅力料理 ❙ ポヨ・ア・ラ・ブラサ

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 ルー料理の代表的な一品である『Pollo a la Brasa=ポヨ・ア・ラ・ブラサ』は、1949年にスイスからペルーへ移住したロジャー・シュラー氏によって生み出された料理と言われています。

その美味しさと歴史的背景から、ペルー国民にとっては特別な存在となっています。

ペルーの誇る料理文化の一環として、歴史と美味しさを兼ね備えた料理となり、『国民的なお祝い』そして独特の味わいは、人々にとっても興味深いものと言える料理です。

 

 

 起源と歴史

Pollo a la Brasaは、スイスからペルーへ移住したロジャー・シュラー氏によって1949年ごろに創案されたと言われています。

彼がこの地に持ち込んだ炭火焼きの技法と地元の調味料が組み合わさり、現在のポヨ・ア・ラ・ブラサの基盤となりました。
その後、この料理は急速に広まり、ペルー国内外で人気を博するようになりました。

 ペルー国民的なお祝い

7月はペルー国民にとって特別な月であり、独立記念日を祝う大切な時期でもあります。
2010年以降、文化省はPollo a la Brasaをペルーの文化遺産と認定し、7月の第3日曜日を『Pollo a la Brasaの日』として祝祭を行っています。
この日は、多くの人々が家族や友人と共にこの美味しい料理を楽しむ機会となっています。

 特徴的な味わい

魅力は、その独特の味わいにあります。
ペルー風のローストチキンとも呼ばれ、特有の調味料や炭火焼きの技法によってしっかりと味がしみ込んでいます。

モモ肉は余分な脂肪が落ちているため、あっさりとした食感があります。
骨から簡単に取れる柔らかさは、食べる人々を魅了し続けています。

 

【 材 料(4人分)】
  • 丸鶏                       1羽 
  • ローズマリー                   15g
  • 塩                        15g
  • クミン                       5g
  • 黒コショウ                     5g
  • 醤油                         大さじ1
  • 黒ビール                   1/4カップ
  • お酢            大さじ 2
  • ニンニク(すりおろし)   大さじ 2
  • アヒパンカ                  大さじ1/2 

 作り方

  1. 丸鶏をしっかりと洗い、キッチンペーパーなどを使って水分をふき取ってください。
  2. 全ての材料をよく混ぜ合わせ、丸鶏に下味をつける。
  3. バットまたはボウルに鶏肉を入れ、ラップをかけて約12時間ほど寝かせておきます。
  4. 丸焼き機『ロティサリーキットオーブン』などを使用して、こんがりと焼けるように丸鶏を回転させます。
    (丸鶏ごとの場合は180℃で約1時間ほど)
  5. 焼きあがった丸鶏を4つに切り分け、お皿にローストチキン、フライドポテト、そしてサラダを添えれば完成です。

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※ オーブンで調理する場合

220℃のオーブンで裏表40分こんがり焼き、15分経ったら一度、バットに流れ出た鶏の脂をすくって丸鶏全体に回しかける。
(焦げ目にムラがある場合は、ひっくり返して、全体に均一に丸鶏を焼いてください。)