ペルー風のデザート ❙ アロス・コン・レチェ
ラテンアメリカ諸国で親しまれているデザートの中で、ペルーで特に家庭で愛されているのが「Arroz con Leche(アロス・コン・レチェ)」です。
このデザートはスペイン語で「ご飯と牛乳」を意味し、ご飯と甘い牛乳が基本となり、スペインから伝わったとされています。
また、伝統的なスペインのデザートを元にして、ペルー風の調理法が取り入れられて生まれた料理でもあります。
大人向けにはブランデーが加えられ、一般的には干しブドウなどの乾燥果物が添えられます。
香り高いシナモンやバニラなどの香辛料で風味づけされ、口に広がるミルクの味わいとシナモンの香りは絶妙です。
その独自の味わいと、シンプルでありながらも濃厚なアロス・コン・レチェは、ペルーの家庭で特別な日や家族の集まりで楽しまれています。
【材 料(3人分)】
- お米 70g
- 水 300ml
- エバミルク 200ml
- コンデンスミルク 200ml
- オレンジの皮(レモン) お好み
- シナモンスティック 1本
- シナモンパウダー 少々
- クローブ 2個
- バニラエッセンス お好み
作り方
- 鍋に『オレンジの皮、シナモンスティック、クローブ』を加え、香りをつけます。
- 沸騰したらお米を加え、弱火で15分間炊きます。
- その後、かき混ぜながらエバミルクとコンデンスミルクを加え、混ぜながら煮ます。
- お好みでバニラエッセンスを加え、混ぜながら煮ます。
(最後にオレンジの皮、シナモン、クローブを取り除きます) - 小さなグラスに注ぎ、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成です。
(食べる前にお好みでシナモンパウダーを振りかけてください)